平家一門をはじめ、時の権力者たちが奉納した貴重な美術工芸品の数々を収蔵。平家納経をはじめ、刀剣類、鎧兜、能・舞楽の装束や面、絵扇、絵馬、絵画等、その数は約4,500点にのぼり、うち130点あまりが国宝・重要文化財に指定されています。昭和9年（1934年）に建てられ、コンクリートに漆が塗られた珍しい建物です。

築170年。宮島屈指の豪商であった旧江上家の母屋と土蔵を利用した資料館。宮島の歴史や文化、生活などに関する資料約2,000点を展示しています。

宮島水族館は、世界遺産の島、宮島に立地しており、嚴島神社出口から徒歩約５分です。瀬戸内海の生きものを中心に380種15,000点以上を展示しています。この水族館のシンボルとなっているスナメリをはじめ、海獣エリアでは、フンボルトペンギン、トド、アザラシやコツメカワウソなど愛らしい動物が来館者を迎えてくれます。さらにライブプールでは毎日アシカライブを開催。2021年8月には新エリア「はつこい庵」もオープンしました。

真言宗の開祖、空海が弥山で修行を行い、大同元年（806年）に開基したといわれる寺院。豊臣秀吉が戦勝と海上安全を祈って安置した「本尊波切不動明王座像」や多くの仏像が祀られており、それぞれに見応えがあります。

天正15年（1587年）、豊臣秀吉公が毎月一度、千部経を読誦するために建立させた大経堂。秀吉の死により、天井の板張りや正面入口などは未完成のままです。島内でもっとも大きな木造建築で、畳857枚分の広さがあることから、千畳閣とも呼ばれています。